【GoToトラベルキャンペーン】旅行会社社員が本当にお得だと思う国内旅行商品とは?!

旅行業界の裏事情

こちらのページでは、現役の旅行会社社員の私が、自分が旅行に行くときは絶対コレを使いたい!と思う商品をご紹介いたします。

本当にお得な国内旅行とはどんな商品?!

ご旅行に行かれるときは、マイカー利用以外ですと、鉄道や航空機を使うのが一般的です。なかでも鉄道を使う場合は、旅行会社が販売しているJR+宿泊セットプラン(以下JRセットプランと略します)を利用するのが絶対にお得です!

JRセットプラン

例えば、東京から京都へ1泊で旅行に行く場合、宿泊を一休やじゃらんなどの予約サイトで安く予約できたとします。その場合JRは普通に購入することになりますが、通常は何の割引もない普通運賃で購入することになります。

■東京から京都まで  乗車券8,360円 新幹線の特急券5,810円(通常期)
ひとりあたり片道14,170円。往復28,340円

というわけで、東京~京都の往復新幹線代は28,340円です。

宿泊は、例えば京都駅直結の「都シティ近鉄京都駅」だとして、宿泊予約サイトの一休で調べると9月の平日で1泊朝食付き3,400円(大人1名)というのがありました。これだけでもすごく安いですよね。JR代28,340円を足しても、31,740円で京都へ1泊2日で旅行できます。まあ悪くないと思います。

一休限定プラン『タイムセール』随時実施中!

さて、本題はここからです(笑)

では旅行会社のJRセットプランで同じ内容を調べてみましょう。検索した結果は次の画像の通りです。

あら不思議!旅行代金が27,500円からとなって、新幹線代28,340円よりお安くなったのに、ホテルまで付いてきちゃいました(笑)

これは、JRが契約している旅行会社に、JR利用促進のために通常より安い運賃料金を旅行商品用に卸しているため、このような廉価な旅行代金となります。

マル契乗車票

このようなJRセットプランに利用するJR券は「マル契乗車票」といい、通称マル契(まるけー)と呼んでいます。券面には契約の契という字にマルがしてあることから、そのように呼ばれています。券面はこんな感じです。

日本旅行HP よくある質問より借用

この制度があるおかげで、JRを利用した旅行がグッとお得になります。

JRセットプランのメリット

旅行代金が安い

JRセットプランのメリットは、前項でお話ししたように旅行代金が大変お安いことです。普通にJR券を往復分購入するお金で、ホテル代を入れてもJRセットプランにした方がお安いケースはたくさんあります。

いろいろな方面の設定がある

首都圏を発着地とした場合、北は北海道から南は九州まで、日本各地への設定があります。調べてみると、「えっ!こんな行き先でもいいの!」という町に設定があったりします。お出かけの際はよく調べてみましょう。

設定のある発着地は首都圏だけではありません。例えば北海道内発着とか九州内発着とかもあります。また、発着場所をいろいろいじってみると、南千歳から足利(栃木県)とか、長野から伊賀上野(三重県)とか、なんだこれ?!という組み合わせができるパターンも無数にあります。下のバナーから調べてみるだけでも面白いですよ(笑)

グリーン車もお得

グリーン車も割引になりますので、通常購入よりもお安くなります。一例をあげますと、東京から広島のグリーン料金は7,790円ですが、JRセットプランですと4,000円から設定があります(商品によって異なります)。

往復の新幹線と宿泊がセットになってこんなにお得!!

取消料は20日前までかかりません

申込者は旅行会社と募集型企画旅行契約を結ぶことになります。JRセットプランの場合、取消料出発の20日前からかかることになります。つまり、JRの予約が取れた乗車日30日前から20日前までは、旅行の全部を取消しても取消料はかからないことになります。

特別補償

JRセットプランは旅行会社の募集型企画旅行ですので、旅行業約款の規定により「特別補償」という制度の対象になります。

「特別補償」は、旅行中に生じた事故により、身体や荷物が被った損害について補償金や見舞金が出る制度です。旅行パンフレットの裏面にあるご旅行条件書にも、このことについて触れられています。

JRセットプランのデメリット

販売店以外での変更払戻しはできません

JRセットプランは旅行”商品”です。一般的に、買ったものを返品したい場合、レシートを添えて買ったお店に持ち込むのと同じように、JRセットプランは、購入した店舗のみで変更払戻しが可能です。そのためWeb購入したものはWebのみで変更取消可能となります。

JRの乗車変更もそうです。JR規則では、どこで買った切符でもみどりの窓口や旅行会社で変更払戻しできることになっていますが、JRセットプランの場合はこの規則は適用になりませんのでご注意ください。

決められた区間しか利用できません

日本全国で設定はありますが、地方の小さな駅から辺鄙な1軒宿が行き先のような設定はさすがにありません。また、ルートは大抵の場合決まっていますので、ご自身で任意のルートを設定という概念はありません。

途中下車は原則できません

ご自身で任意の駅で途中下車はできません。ただし、認められる場合はマル契乗車票の券面に途中下車可能な駅が印字されています。例えば、金沢を経由して和倉温泉に行くようなルートの場合、金沢駅が途中下車可能駅として設定されています。この場合、金沢駅では自動改札ではなく有人改札を通る必要があります。

座席数限定のコースも

例えば東京から広島は、各社とも2万円前半から料金設定がありますが、この場合商品として使える座席数には限りがあります。なので、その新幹線に空席が多数あったとしても、JRセットプランとしては満席ということもあります。あと、2名以上から利用可能という商品もありますので、検討段階での注意が必要です。

取消料が高くなるケースも

JRセットプランのメリットのところで、出発20日前までは取消料がかからないと説明しましたが、出発20日前を過ぎると募集型企画旅行約款の取消料がかかります。JR券個札の場合は、指定券だと乗車2日前までは340円で済みますが、JRセットプランの場合は旅行代金の20%~50%の取消料となります。

JRセットプラン利用のコツ・ポイント・注意点

1名利用について

東京-新大阪のようなビジネス需要の高い区間は1名利用の設定がありますが、東京から伊豆など観光需要の高い区間は2名利用からの設定となります。この場合、たとえ1名1室の料金設定があったとしても、それは1人部屋を2室取って2名で旅行する場合の料金です。

往復でひとつの旅行です

起点と目的地を往復するのがJRセットプランの基本です。片道だけという設定はありません。ただし方面によっては、往復どちらかで航空機を利用できる商品もあります。

自由席について

指定された列車に乗り遅れたときは、後続列車の自由席に乗車できます。

ただし限定列車利用の商品の場合は、後続列車の自由席利用はできません。それどころか、乗車券としての機能も無効になりますので、全くただの紙切れになってしまいます。限定列車利用かどうかは、申込みの際に表示がありますし、マル契乗車票の券面にもその旨表示されます。

また、最初から全部の区間を自由席利用とする商品設定はありません。

東京駅発着の東海道新幹線は列車ランクがあります

東京から名古屋・京都・新大阪へのJRセットプランは列車のランクがあります。

のぞみ・ひかり・こだまによっても違いますし、のぞみやひかりは乗車する時間帯によってABCのランクがあります。大まかなイメージは東京駅発時刻を基準として、Aは7:00~9:00、Bは9:00~11:00、Cは7:00までと11:00以降となります。復路もランクがあり、また乗車曜日によって違う列車もあります。

1泊をJRセットプランで取ればあとは自由!

JRセットプランは、往復のJRと宿泊1泊がセットになった1泊2日が基本です。2泊3日以上にしたい場合は、単純に泊数を加算すれば大丈夫です。

これはあまり知られていませんが、初泊をJRセットプランで宿泊すれば、それ以降は自分で手配しても大丈夫です。

東京発おすすめ方面3選

①広島

各社とも1泊2日20,000円前半で商品を出しています。座席数限定、2名以上で利用です。1名から利用できるものは20,000円後半からとなります。

②熱海温泉

熱海温泉の「ホテル大野屋」「熱海ニューフジヤホテル」「熱海金城館」の3つのホテルが2名以上1室で各社17,000円台で販売しています。2名1室利用でもこの値段なのと、夕食時にビール等のアルコールを含め飲み放題なのがポイントです。東京-熱海間は在来線特急の踊り子号利用になります。

③京都・大阪

冒頭で紹介した通りですが、往復とものぞみC列車を選択すればホテル代1泊込みで30,000円以内での利用も可能です。延泊する場合は同じホテルを申し込んでも良いし、自分で一休やエクスペディア等で手配することも可能です。さらに個人宅に泊まるなどの宿泊手配なしでもOKです。

ただし、のぞみA列車で往復利用するようですと、普通に個札でJR券を購入するのとあまり変わらなくなります。往復とものぞみC列車で予定を組むようにするのがコツです。のぞみC列車は座席数限定の対象です。

まとめ

いかがだったでしょうか?

JRセットプランは上手に利用すると、かなり旅行代金の節約になります。

JTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行などの大手旅行会社の店頭にパンフレットがあり、それを見ての申し込みが今までのスタイルですが、いまはWeb上での申込みもできるようになっています。自宅のPCやスマホでお好きな時間に簡単に操作できますので、こちらを利用すると便利でしょう。

参考までに、PCと携帯いずれにも対応している日本旅行のリンクを貼っておきます。

ホテルをお探しになりたい方は、一休がおすすめです。

飛行機と宿泊がセットになった航空機利用プランもお得ですので、いずれこちらの記事も書いてみたいと思います。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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マイルの宝箱 | 管理人

おさむらい
おさむらい

JALときどきANA、時によりUAのマイルを貯めている陸マイラーです。目線を低くして、初心者の方や主婦の方など、誰れにでも優しく簡単にマイルを貯められるような情報提供を目指しています。旅行会社勤務ですが、添乗ではマイル加算運賃で乗れる筈もなく、もっぱらクレジットカードやポイントサイトでマイルを稼いでいます。旅行業界の裏話や、My Lifeのカテゴリーでは自分の好きなものを記事にしています。よかったなと思っていただける記事がありましたら、ぜひお友達にもご紹介ください。

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